酒田のおみやげ
2024.11.05酒田光丘彫(さかたこうきゅうぼり)
庄内砂丘の、砂防林としての役目を終えたクロマツを活用して作られる酒田光丘彫。
一刀一刀、熟練の技で刻み込まれ、全面手掘り加工された光丘彫は、厚みがあり、独特な手触りと使い勝手の良さが魅力です。茶たくは三角形とひし形があります。
一刀一刀、熟練の技で刻み込まれ、全面手掘り加工された光丘彫は、厚みがあり、独特な手触りと使い勝手の良さが魅力です。茶たくは三角形とひし形があります。
酒田獅子頭
酒田獅子頭は、一家の繁栄や無病息災を願う酒田のシンボルとなっています。
黒塗りで耳の立った雄獅子(陽)と、赤塗りで耳の垂れた雌獅子(陰)の一対からなっており、雌雄そろっているのは全国でも珍しく、床の間や玄関飾りとしても人気です。
黒塗りで耳の立った雄獅子(陽)と、赤塗りで耳の垂れた雌獅子(陰)の一対からなっており、雌雄そろっているのは全国でも珍しく、床の間や玄関飾りとしても人気です。
酒田凧
酒田の凧づくりは昔、左官職人らによって冬の手仕事として作られたのが始まりとされています。
凧絵は北前船で大阪から運ばれてきたと推定され、1975(昭和50)年頃に市内の旧家から1860(万延元)年と1866(慶応2)年の記載のある凧の下絵が発見されました。酒田は風が強いため作りを丈夫に、また、風の弱い日でもよく揚がるように工夫されています。力強くおめでたい絵柄と鮮やかな色彩が特徴です。
凧絵は北前船で大阪から運ばれてきたと推定され、1975(昭和50)年頃に市内の旧家から1860(万延元)年と1866(慶応2)年の記載のある凧の下絵が発見されました。酒田は風が強いため作りを丈夫に、また、風の弱い日でもよく揚がるように工夫されています。力強くおめでたい絵柄と鮮やかな色彩が特徴です。
磯草塗(いそくさぬり)
磯草塗は、新潟漆器で用いられる塗りのひとつで、温海・鶴岡・酒田と伝承され、受け継がれてきた伝統工芸品です。色漆を塗り重ね、さらに研ぎだし仕上げられる磯草塗は、日本海の荒波に漂う海藻を思わせる美しい模様が魅力です。使い込むごとに成長する深みのある光沢が楽しめます。
エコの時代にあわせた、かばんに入れて持ち運べる携帯箸もおしゃれです。
エコの時代にあわせた、かばんに入れて持ち運べる携帯箸もおしゃれです。
傘福
酒田の傘福は、福岡県柳川市の「さげもん」、静岡県東伊豆町稲取の「つるし飾り」とあわせ日本三大つるし飾りとして知られています。江戸時代から酒田に伝わるつるし飾りは、地元の寺社仏閣に奉納する風習がありました。女性たちが一針一針心をこめて、子孫繁栄や無病息災などを願い作られた細工飾りは、一つ一つ意味を持ちます。初節句のお祝いや贈答品として喜ばれています。
鵜渡川原人形(うどがわらにんぎょう)
鵜渡川原人形は、色彩豊かで素朴な温かさを感じる土人形。
江戸時代に北前船で京都から伝わった伏見人形が原型で、旧名 鵜渡川原地区に住んでいた大石助右衛門が作り始め、昔ながらの工法を守りつつ独自の型も加えながら代々受け継がれています。型の種類は200余りと多く、土型の型を使って人形を作り、鮮やかな色彩で人形を仕上げていきます。
江戸時代に北前船で京都から伝わった伏見人形が原型で、旧名 鵜渡川原地区に住んでいた大石助右衛門が作り始め、昔ながらの工法を守りつつ独自の型も加えながら代々受け継がれています。型の種類は200余りと多く、土型の型を使って人形を作り、鮮やかな色彩で人形を仕上げていきます。
絵ろうそく
ろうそくの側面に絵付けをする伝統工芸「絵ろうそく」は、かつて徳川幕府にも献上され、11代将軍家斉(いえなり)に日本一と称されました。
大正以降、大量生産で絵師が廃業しましたが、現在も手描きで製造されている商品です。
近年は、丸型で水に浮かぶフラワーボールも考案され、可愛いと人気の商品となっています。
大正以降、大量生産で絵師が廃業しましたが、現在も手描きで製造されている商品です。
近年は、丸型で水に浮かぶフラワーボールも考案され、可愛いと人気の商品となっています。
木製品・木工品
地元の木を使用して作られる木の玩具は、仕上げにも無塗装、エコ塗料で仕上げられ、木の本来もっている香りや肌触りも楽しめるやさしい玩具です。コロンとしたひっくり返るゾウやカタカタと動くウサギやかめなどは、大人でも楽しめる玩具となっています。生活用品としては、動物の形をあしらったキーフッカーやキッチンホルダーなど、生活のなかにも木のぬくもりを感じられるものも作られています。