酒田三十六人衆とまちづくりの歴史探索コース

半日コース(4時間以内)

最上川を越えた酒田市移転計画はなぜ行われたのか?
酒田の礎を築いた三十六人衆の功績を辿ります。
START

1

日和山公園(酒田市)

港の繁栄の歴史を示す多くの遺物が点在する日和山公園

日本海に沈む夕陽が旅情をかきたてる日和山公園は、桜の名所でもあり、毎年4月中旬には酒田日和山桜まつりが開催され、ソメイヨシノなど約400本の桜が咲き誇り、夜はボンボリでのライトアップも行われます。

園内には、日本最古級の木造六角灯台や方角石、往時活躍した千石船(1/2で再現)などがあり、港町の風情を醸し出しています。
また、園内の全長1.2kmにわたる散歩道には、29基の文学碑が建てられ、江戸時代から昭和にかけて酒田を訪れた文人墨客を紹介しています。

六角灯台越しには酒田港や最上川河口を一望でき、日本海に沈む夕陽を観ることができます。

徒歩で約2分

2

日和山公園展望台

奥州藤原氏と義経、そして酒田の不思議な縁とは?
誰が100年の歳月をかけて酒田市を移転させたのか、現在の酒田市の礎を探ります。

徒歩で約1分

3

随神門(下日枝神社)

現在の随神門は明治27年に発生した酒田大地震で倒壊後、明治35年に本間光輝が再建した建物で、入母屋、桟瓦葺、三間一戸、八脚楼門、上層部には東郷平八郎揮亳「至誠通神」の扁額が掲げられ、下層部には太玉命と戸屋根命の神像が安置されています。

北前船はなぜ酒田に栄華をもたらしたのか?当時の酒田商人たちの実力の一端に触れてみます。

徒歩で約1分

4

下日枝神社

◎祭神/大己貴命・大山昨命・胸肩仲津命


5月20日の酒田まつりは上・下日枝神社の例大祭で1609(慶長14)年から途絶えることなく続いている。
現在の社殿は1784(天明4)年のもの。酒田の産土神、酒田まつり(山王祭)の主神である。
山王の杜の豊かな緑に囲まれた随神門、社殿など、いずれも素晴らしい規模と細工を誇る。
豪商などの寄進による社殿内の絵馬なども一見に値する。
通称「下の山王さん」と呼ばれ親しまれている。

秋には日和山公園側の鳥居を入ったところにある大銀杏の見事な黄葉が見られる。

徒歩で約3分

5

姿見小路

江戸時代に全国から流入した文化が酒田に溶け込み生まれた北前文化の名残と、当時の料亭から豪商たちの暮らしに想いを馳せてみます。

徒歩で約10分

6

泉流寺

◎宗派/曹洞宗
◎開山/1501~4(文亀年間)
◎開祖/鳳室正全大和尚
◎本尊/釈迦無尼仏

奥州平泉の藤原氏没落の際、秀衡の妹「徳の前」という女性が、36騎の従臣たちを従えて酒田に落ちのびた。
「徳の前」が尼となり「泉流庵」を建てたのが寺の始まりといわれる。
36人の遺臣たちは、地侍として住み着き、廻船問屋を営んで、36人衆を組織し、酒田の発展に努めた。

徒歩で約7分

7

柳小路

かつて多くの人が行きかった繁華街の歴史を紐解きながら、柳小路を歩きます。

徒歩で約9分

8

酒田湊旧廻船問屋・家坂亭

北前船舟運で、米や桐油を扱った商家。

家坂家は、江戸時代後期から明治中期にかけ、北前船舟運で米と桐油(とうゆ)を扱った商家です。
桐油(とうゆ)は、紙製の雨がっぱに塗る油のことで、船乗りたちが着る、雨がっぱの製造販売で繁盛しました。
現在の建物は、1894(明治27)年の庄内地震後に建てられたもので、1970(昭和45)年ごろまで日本料理店を営んでいました。
日本料理店の客室だった2部屋と使用人の屋根裏部屋が見学できます。

徒歩で約7分

9

日和山公園駐車場

日和山公園駐車場到着。
お疲れ様でした!

GOAL