映画『おしん』の舞台を訪ねて

1泊2日コース

テレビでは1983(昭和58)年4月から1984(昭和59)年3月まで放送され、平均視聴率は52.6%、最高視聴率は62.9%を記録。これは2013(平成25)年4月現在、統計史上テレビドラマの最高視聴率記録です。これを映画としてリメーク。2013(平成25)年10月全国公開されました。
映画の感動とともに、おしんの舞台を巡りませんか?
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新庄駅から車で30分

1

最上峡芭蕉ライン観光

船頭の舟唄を聞きながら、雄大な最上川を下る

最上川の流れに身をまかせ、船上からの景色を楽しむ最上峡芭蕉ライン舟下り。雄大な自然の中を船頭の舟唄を聞きながらゆっくりと下る舟下りは、四季を通じていつでも楽しめます。

車で1時間15分

2

スタジオセディック庄内オープンセット

数々の話題作が撮られた制作現場を公開

月山の麓に位置する広大な映画撮影セット。
350メートルにわたって続く漁村や約40棟からなる宿場町、炭焼き小屋や水車小屋などがある山間集落が再現され、数々の映画が撮影されています。
殺陣・矢場・乗馬体験などができます。

酒田市内泊、翌朝車で20分

3

旧青山本邸

富豪の本邸として明治に建てられた豪邸

旧青山本邸は、遊佐町青塚の貧しい漁家に生まれた青山留吉が、北海道の漁業で功を成し、その財で故郷に建てた邸宅です。
2000(平成12)年には、明治時代の特徴的な建築様式をよく残すものと評価され、「旧青山家住宅」として国の重要文化財(建造物)に指定されました。
床や柱は欅の春慶塗り、漆くい壁、神代杉の巾広天井、うぐいす張りの廊下、端から端まで継ぎ目のない一本物の長押し(なげし)。紫檀、黒檀、タガヤサン、杉、つげを使った書院造の床の間。ふすまの引き手は七宝焼(当時は宝石と同価値)。欄間は、竹、紫檀、黒檀に彫刻が施されてあり、日本画の絵師たちが競って描いたふすま絵、書も見事なものです。

車で20分

4

日和山公園(酒田市)

港の繁栄の歴史を示す多くの遺物が点在する日和山公園

日本海に沈む夕陽が旅情をかきたてる日和山公園は、桜の名所でもあり、毎年4月中旬には酒田日和山桜まつりが開催され、ソメイヨシノなど約400本の桜が咲き誇り、夜はボンボリでのライトアップも行われます。
園内には、日本最古級の木造六角灯台や方角石、往時活躍した千石船(1/2で再現)などがあり、港町の風情を醸し出しています。
また、園内の全長1.2kmにわたる散歩道には、29基の文学碑が建てられ、江戸時代から昭和にかけて酒田を訪れた文人墨客を紹介しています。

車で5分
(徒歩で15分)

5

旧鐙屋

酒田を代表する廻船問屋

酒田を代表する廻船問屋で、江戸時代を通じて繁栄し、日本海海運に大きな役割を果たした姿を今に伝えています。
当時の鐙屋の繁栄ぶりは、井原西鶴の「日本永代蔵」にも紹介されたほどでした。
屋敷は石置杉皮葺屋根の典型的な町家造りとなっており、内部は通り庭(土間)に面して、十間余りの座敷、板の間が並んでいます。1984(昭和59)年に国の史跡指定を受けています。
鐙屋は酒田三十六人衆の筆頭格として町年寄役を勤め、町政に重要な役割を果たしています。

車で5分
(徒歩で10分)

6

山居倉庫

湊町・酒田のシンボル「山居倉庫」

米どころ庄内のシンボル山居倉庫。明治26(1893)年に建てられた米保管倉庫です。

米の積出港として賑わった酒田の歴史を今に伝え、NHK朝の連続テレビ小説「おしん」のロケーション舞台にもなりました。
白壁、土蔵づくり9棟からなる倉庫の米の収容能力は10,800トン(18万俵)。夏の高温防止のために背後にケヤキ並木を配し、内部の湿気防止には二重屋根にするなど、自然を利用した先人の知恵が生かされた低温倉庫。2022(令和4)年9月に129年の米倉庫としての役割を終えています。
敷地内には酒田市観光物産館「酒田夢の倶楽」、庄内米歴史資料館が併設され観光客で賑わっています。
樹齢150年以上のケヤキ36本の連なるケヤキ並木の色合いは、季節とともに変わり見る人を魅了します。

※庄内米歴史資料館について>詳しくはこちら

車で10分
(徒歩30分)

7

酒田駅

酒田駅、到着。
お疲れ様でした!

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